今年は雨が続き、なかなか脱穀が出来ず、
「脱穀まだ出来ないの?」
と待ちに待っていたほしさん。
やっと晴れ間も見え、脱穀が出来ました!
「やっとだよ〜」「早くやりたい!」
とやる気満々です。
「せーので行くよ!」「落とさないようにね!」
と声を掛け合いながらみんなで稲を脱穀機のところまで運びます。
稲を運び終わると、さあ回しはじめました。理事長先生が脱穀のやり方を教えてくれます。「しっかり稲を持つよ」「手を気をつけて!」話を聞く眼差しは真剣そのもの!
パラパラパラ、「お米がどんどんとれてく!」
「トゲみたいなのがくるくる回るんだね!」
と大はしゃぎです。
さぁ、いよいよみんなの番
「重い〜」「引っ張られないようにしっかり持とう!」
と、稲を力一杯握ります。
「お米がこっちに飛んでくる!」
「もう、お米付いてないかな?」
「お米がなくなると軽いなぁ!」
「ホウキみたい!」
「楽しかった!」と初めての脱穀に
大満足のほしさんでした。
脱穀が終わると、地面に飛んできたお米を自分たちで拾います。
それを見ていた小さいお友達も「ほしさん何やってるの?」「僕もやりたい!」と混ざってきます。
「砂は入れないでね!お米だけとってね!」
とほしさんが優しく教えると
「わかった!」と一生懸命拾い始めます。
「こんなにたくさん拾えたよ!」
「ほしさんのお米、お家に持ち帰ってママに見せる!」
と、憧れのほしさんのお米を大事そうに袋にしまっていました。
みんなで育てたお米、
「早く食べたい〜!」
と待ちきれない様子のみんなでした。