以前ブログでお伝えした年長さんの船造り。その後も着々と船造りが進んで…


こんな素晴らしい船ができました!!!
その名も「ペットボトル号」と「牛乳パック号」です!
できた日は他のクラスの先生にも「私たちが作ったんだよ!」「できたんだよ!船!」と大興奮の年長さんでした。
さぁこの船を実際に浮かべるのは…
「そうだ!今度のほしぐみ(年長)さんの日にしよう!」そんな提案が子ども達からありました。
「ほしぐみの日」とは土曜日に年長の子どもだけが朝から夜まで
自分達の考えてきたこ、相談して決めたこと全部を時間を気にしないで
存分に楽しむ特別な1日です。
そんな特別な日に、この自分達で作った船に乗ろう!
子ども達の思いはみんな1つでした。
さぁ迎えた当日。

「いってきまーす!」「年少さんもいない、年中さんもいない、
本当に僕たちだけだよ!」
年長さんからウキウキした声がたくさん聞かれます!
「今日はついにほしぐみの日だ!」「やったー!!」「みんな来てる?」「おやすみの人いないよね!」仲間がみんないるか確認です!

「ではこれからいよいよ、待ちに待ったほしぐみの日が始まるよー!」
担任の先生の言葉に「イエーーーイ!!!」勢いよく手を上げる年長さん
まず初めはやっぱり!何よりも楽しみにしていた「船に乗ること!」
さぁ…果たして本当に船に乗れるのでしょうか…

「浮かぶかなぁ」「大丈夫だよ!だってあんなに強くテープつけたよ!」
船を運びながらドキドキしている様子。先生達もみんなドキドキワクワクでした…。
園庭のプールにたっぷりの水。
そっと手を離して

「乗れたー!!!!!」「やった!」「やった!」
沈まない、本当の船!年長さんの船でいざ出港です!周りで応援していた子どもも
大人も大歓声。
ペットボトル号は大成功。
果たして牛乳パック号は…

「やったー!!!」『スゴイ!」
こちらも大成功です!こちらは船の一部分に足の入るスペースを開けて「バタ足」で進める船を考えた子どもたちです。実際にやってみるとこれが大成功!
スイスイ進みました。プールサイドで見ていた全員から大歓声と拍手!
笑顔あふれる、そして喜びいっぱいの時間になりました。
船の大成功によりテンションMAXの年長さん♪
お次は子ども達が「先生達との本気のゲーム対決!」です!
せっかくの年長さんだけの特別な1日、先生たちと全力で勝負をしてみたい!
と子どもだちも楽しみに考えてきました。
まずは「本気かくれんぼ勝負」!先生が隠れて、子どもが見つけます。

「いーち、にーい、さーん…80、81、…99、100!」
「もういいかーい」
先生達も必死に隠れました。「もういいーよ!」

「あのゴミ箱が怪しいぞ!」

「いたぞー!カーテンの裏だ!」「先生みーつけた!!」
「あ〜見つかっちゃった〜悔しい!」
「本気相撲」もしました!

「いけー!!がんばれー!!」応援する友達の声にも力が入ります。
先生達も思っていた以上に年長さんの力が強くてびっくり!!!
「うわ!本当に負けてしまう!!」と実は結構本気になって相撲をとりました…!
先生達との本気対決をたくさんしたら……お腹がぺっこぺこ。
お昼は子ども達みんなで相談して決めた

ピザトースト!とろーりチーズがたまらなく美味しかったです♪

自分たちでピザトーストのトッピングをして

理事長先生がおいしく焼いてくれました♪
美味しいピザトーストでお腹がいっぱい。
さあ、次は
「せっかく海や船を作ったんだから、海賊や人魚になって遊びたい!」「俺は海にいる忍者がいい!」「私は海のお姫様♪」と子どもたちはストーリーを考えたり、なりきり遊びのための変身グッズやアイテムをつくろう、ということを前から決めていました。
自分の書いた絵をもとに、時間を気にせず思う存分製作を楽しみました。

「俺たちは海の忍者だ!」
洋服も、武器も、身に着けるものも自分なりのこだわりがあり、満足いくまで取り組んでいました。」
すっかり海賊、忍者、お姫様、人魚に変身した年長さん。以前から考えてきたストーリーでゲーム遊びをすることに。

平和な海にある日突然、海賊達が手下(先生)を連れてやってきた!
「人魚とお姫様を捕まえるんだ!」というお頭の声に手下達がお姫様や人魚を捕まえて幼稚園に隠しちゃった!

「へっへっへ!お姫様と人魚は見つからない場所に隠したぞ!」
そこへきたのが正義の海忍者たち!

「海賊の手下め!見つけたぞ!!姫を返すんだ!」
「あ〜見つかった〜!」
かくれんぼもストーリーが加わるとさらに面白さ、楽しさ倍増です。
何度も何度も繰り返し楽しみました♪
遊んでいると時間はあっという間。もう夜ご飯の時間です。
夜ご飯は子ども達のリクエストで、豪華特別メニューでした!

焼肉に、カレーにBBQ野菜、それにフライドポテト!ジュースだってあります♪

「うわぁー!特別だ!特別だ!」嬉しそうな年長さん。自分達のリクエスト夕食がずらりと並び気分はウッキウキ!でも、ご飯の用意を自分たちでしっかりできています!さすが年長さんです。
みんなで美味しくいただきました♪

ご飯を食べ終えると…「あれ!?ここにあった海がない!!」
遊戯室の壁一面に貼ってあった、年長さんの作った海がありません!ハプニング発生!?

幼稚園を探しに行くと…あれれ!幼稚園の中が海の世界になってる!
「おいらはセバスチャンこの先に行きたければおいらとじゃんけんで勝負だ!」
「負けないぞ!」

「ここはチンアナゴの海さ。ぼくとゲームしようよ。ぼくにそのフープを投げて通るかな?」そしてなくなったあの「海」はチンアナゴの海で見つかりました!
これで一見落着かと思いきや…
「あっちの部屋にいってみなよ」とチンアナゴ。
いってみると暗い海の世界になんとサメが!

「俺様は腹が減ってるんだ。そこにある肉を俺様の口に投げて入れろ!」
近くにあったお肉を口に投げ入れるとサメが何かをくれました。
「いいか。この海にはな不思議なものがあるって話があるんだ。肉をくれたお前達にいいものをやろう。これはその不思議なもののヒントが書いてあるんだ」
サメがくれた物をみんなで見てみると…

「おたからがあるよ。〇〇の部屋にいってみてね。でももし何かあったらアースラーっていうんだ」
こんなことが書いてありました。
「えー!なんだかこわいよ!」
「でも宝欲しいよね!」「行くのやだよ。」「大丈夫、みんなでいけば絶対に大丈夫!」
そして

「ほしぐみ、がんばるぞ!」
「おおっー!!」
みんなで力を合わせて宝を見つけに…
「ここだよ!ここに宝があるって書いてあったよね!」
その部屋へいってみると…

「うわっはっはっは!!!お宝は私が横取りしてやった!!!美味しそうなお前達を食べてやるー!!!」
巨大なタコの怪物だ!!!!どうするほしぐみ!!!!
「どうする!」「こわいよ!」「にげよう!!!」「にげたらお宝はないよ!」
「あ!!あの言葉だ!!!」「そうだ!!書いてあった!!」
「よし、みんなで…アースラー!!!!!!!」
するとタコの怪物は瞬く間に「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」と倒れてしまいました。
するとタコの足元に宝箱が!素早く宝を持って安全なところまで逃げる年長さん!!!!
海の世界から自分たちの年長のお部屋まで帰ってきました。
宝箱を開けると…

光り輝くペンダントが!!!
「やったぞー!!!!タコを倒して宝を手に入れたぞー!!!!」
大きな歓声が上がる頃、外はもう真っ暗でした。
こうしてお家の人と帰宅した年長さん。朝から晩までたっっぷり遊んで身も心もすっきり、楽しかった年長さんの1日でした。