昨夜の大雨で雪が一気に溶け、吹いてくる風に春を感じる今日この頃。こまくさ幼稚園では年長のほしぐみさんを年少・年中のにじぐみ・そらぐみのお友だちが遊戯室に誘い出しました。
「何が始まるの?」と急に連れ出されてドキドキなほしぐみさん。
幕が開けるとにじさんそらさんからこんな言葉が・・・
「歌やこまが上手なほしさん だーいすき!
優しくていっぱい遊んでくれるほしさん だーいすき!
学校へ行っても頑張ってね。ずっと友だちだよ!」
実はもうすぐ卒園するほしぐみさんに大好きな気持ちを伝えたいとにじぐみとそらぐみの子どもたちが考えて今日みんなで伝えようと計画していたのです。
しかもこの言葉には続きがありました。
「プレゼントを作ったよ」
にじぐみ・そらぐみの子ども達の手にはほしさんへの贈り物。みんなで一生懸命考えて、小学校へ行っても使えるようにプリントを挟めるボードを作りました。
「えー!嬉しいよぉ〜!」と思わず顔を隠すほしぐみさん。
ありがとうの気持ちを込めてにじさん、そらさんからほしさんへ・・・。
そしてなんとほしさんもにじさん・そらさんにありがとうの気持ちの贈り物を準備してくれていました!
「なんだろう!目つぶってる!!」贈り物の言葉にドキドキわくわくな子ども達。
変身ごっこが大好きなにじさんには格好いいベルトや剣、魔法のステッキを。
「これでいつでも魔法使いや探検家になって遊べるね。」
そらぐみさんには「ほしぐみさんになったら一番お兄さんお姉さんだから、これを使って幼稚園中綺麗にしてね!」とお手製の雑巾をもらいました。
もらったそらぐみさん、なんだかちょっと背筋が伸びてほしぐみさんになるんだ!という気持ちが見えましたよ。
さらに今年ほしぐみさんが育てたひまわりから取れたひまわりの種も。
「幼稚園にいっぱいひまわりを咲かせてね。」
ほしさんの気持ちも一緒に大事に大事に受け取りました。
卒園まであと少し。草木がゆっくり芽吹くように1日1日が平穏な日々でありますように。