2024/09/27 (金)
こまくさ幼稚園の運動会はいよいよ明日となりました!
こまくさ幼稚園の運動会は「運動会」のために準備された競技を先生たちが子どもたちに教えて・・・という運動会ではありません!
子どもたちが日頃楽しんでいる遊びを運動会でさらに楽しめるように、ひよこ組やにじ組さんたちは先生たちが、そしてそら組さんほし組さんになると子どもたち自身が遊びを広げていきます。
なので「運動会」はゴールではなく、日々の遊び中の「ある1日」として捉えています。
なので運動会の前も、運動会の後も遊びが続いていきます。
2学期になってしばらく経ったある日、ほしさんが「そういえば、運動会ってあるよね」
と言い出しました。すると次々と「運動会、何する?」「去年のほしさん組体操やってたよね」「私たちもやろうよ!」などなどあっという間に運動会をやることに決定!
そしてお泊まり保育の時のように「運動会も、みんなハッピーがいいよね!」ということで運動会のテーマまで決めたほし組さん。
運動会でどの遊びをするか、みんなで「ほしぐみサークルタイム(話し合い)」を重ね「組体操」
「かい・せん・どん」「リレー」「ダンス」をやることに決めました。
「組体操」ではどんな技をお家の方に見てもらうかもサークルタイムで悩み「あーでもない」「こーでもない」と広い遊戯室で実際に体を動かしてみて試行錯誤をしました。そんな中で組体操の技をクイズにしたらどうかという提案がある子から出て「いいね〜!」とみんなで大賛成。
「これな〜んだ?」という掛け声と共に技を決めていくことになりました。組体操は「ほし組になったら」の憧れのようで、毎年必ず子どもたちからのリクエストで運動会のプログラムに入ります。でも内容はその年その年で全く違います。ある年は忍者組体操だったり、ある年は鳥にまつわる組体操だったり。
今年のほし組さんもまた新たなアイディアで「クイズ組体操」になりました。明日をぜひ楽しみにしていてくださいね。
そら組さんは2学期に入って遊んでいたカービィー鬼ごっこがカービィーだけでなくお姫様がいたり、恐竜がいたり、自分の好きなものに変身しての鬼ごっこになっていました。
そしてまた別のところでは全員がゾンビになってのゾンビ鬼ごっこを楽しんでいました。
ある日変身鬼ごっこにゾンビたちが「入れて〜!」と一緒になり、クラスみんなで鬼ごっこを楽しむ日が続いていました。遊ぶ中で出た「鬼が多すぎてすぐ捕まってつまんないよ〜」や「タッチしたら牢屋に入れるってことにしようよ」「牢屋がどこかわかんないよ〜」などなどの悩みもサークルタイムを重ねるなかで考えていき、遊びを広げていきました。
ある日ほしさんが遊戯室で組体操を考えていると、その様子を見ていたそら組さんがやってきて「何しているの?」と声をかけました。ほし組さんが「運動会でやる組体操を考えてるんだよ」というとそら組さんも「運動会ね!にじ組さんの時にやったよね!」と話になり、「ねぇそらさんも運動会やりたいよね!」という話になりました。
「そらさんは運動会で何する?」と先生が問いかけると
「ゾンビ鬼ごっこ!」「カービィー鬼ごっこ!」「みんなで鬼ごっこ!」と意見が。
そこで今楽しんでいる遊びを組み合わせて1つのストーリーにし、「変身鬼ごっこ」をすることにしました。
にじ組さんは1学期から楽しんだ「ムキムキチャレンジ」の遊びが広がり、トンネルをくぐったり、玉入れを楽しんだり。そしてある日絵本で読んだ「ばけ ばけ ばけ ばけ ばけたくん」のお話からお化けになりきって遊ぶ子がたくさんに!
お化けになりきりながらムキムキチャレンジを楽しんでいました。
ほしさんやそらさんから聞こえてくる「運動会」という言葉に、にじ組さんもなりきに「運動会ってなんだろうね」と話していることから先生が「そらさんやほしさんは運動会っていうのを今度やるんだって。」と運動会について教えると「やりたーい!!」と声が上がりました。
そこで今まさに楽しんでいるお化けムキムキチャレンジを運動会でも楽しむことに。
ひよこさんは「ロックンお魚」という体操の曲が大好き。
運動会でも海のいきものに変身してロックンお魚を楽しむことにしました。
それぞれの遊びをうんと楽しんでいる2学期。「明日もやろうね」「明日もやりたい!」そんな毎日の延長で明日の運動会でもたくさん遊びます。
いつもの遊びの延長といえど、お客さんがたくさんくる運動会。子どもたちも緊張すると思います。明日の姿が全てでは決してないので、ぜひこれまでの子どもたちの遊びの過程にも心を寄せていただけると嬉しいです。
明日の運動会、とっても楽しみです!いいお天気になりますように!
保護者の皆様、よろしくお願いします!