2024/07/11 (木)
明日、年長ほし組の子どもたちが1泊2日で幼稚園に泊まる「お泊まり保育」があります!
年長に進級した頃から「前のほし組さんは幼稚園にお泊まりしてたよね!私たちもしたいな〜」と話していたり、「ママと寝れないのは嫌だからお泊まりはいいよ〜」なんて話す子もいたり、憧れの「ほし組」になると「お泊まり」というキーワードが毎年チラホラ聞かれます。
こまくさ幼稚園のお泊まり保育には「恒例のプログラム」はありません。
幼稚園に泊まるのか、泊まるとしたら何をするのか、どんな風に1泊2日を過ごそうか、それは子どもたちが決めるのです。
1学期も半ばになるととある子が担任に「先生、私たちはお泊まりできるの?」と聞いてきました。そこでクラスみんなでどうするかを話し合うと「泊まりたい!」という子もいれば「泊まるのはドキドキするからなぁ・・・」という子もいました。そこで子どもたちの気持ちを書き出してみることに。蜘蛛の巣状に子どもたちから出たキーワードを模造紙へ書き出していきます。「みんながハッピーなお泊まりにしようよ!」「寝る時一人はこわいよ」「でもみんないるよ?」「ママはいないじゃない」「じゃぁお家からぬいぐるみを持ってくるのはどう?」「それだったらいいかもしれない!」そんな風に話が広がり、みんなが「泊まる」ことに決まりました。
ほしさんが楽しんでいた影遊び。この頃は絵本の部屋で「オーロラが見れるホテル」というごっこ遊びや、スクリーンを使って影絵劇遊びを楽しんでいました。オーロラホテルでは部屋を暗くし、小さな電気の上に色をつけたペットボトル(水が入っています)を置き「ランプ」にします。そこから漏れ出た光が壁に反射すると、なんとも綺麗な「オーロラ」の出来上がりです。ちょうど太陽フレアの影響で長野でもオーロラが見れたなんてニュースがあり、それと子どもたちの影遊びがつながったようでした。
もちろんこの影遊びもお泊まり保育へのキーワードの至る所に出てきました♪
お泊まりが決まれば準備はたくさん!どこで寝る?寝る場所はどんな風にする?お風呂は?みんなで何して遊ぶ?ご飯はどこで食べる?みんなで食べるならパーティーにしたいよね!などなど・・・
お泊まりの日はほしさんにとっての「特別な日」なので子どもたちが寝る部屋や、ご飯を食べる部屋も、装飾することにしました。それはもちろんほしさんの大得意な「切り紙」や影遊びで体験した「綺麗な光のランプ」など。
当日のプログラムも子どもたちと一緒に一から決めていきます。
楽しみ十分!でもちょっぴりドキドキもしている様子のほしぐみさん。さぁ明日からの1泊2日、今年はどんなお泊まり保育になるのでしょうか・・・!